先日の記事の続きで、進学校で結成された、まるで腫れ物扱いのロックバンドのお話。
文化祭に出演するために応募すると、な~んと、先生方が事前審査をなさるとのこと。
イッタイナニヲチェックされるので?
まあ、でも合格でした。ちなみに他にも2バンドいましたが、結局みんな合格。
結局何を審査されたのか未だに不明です。
で、出演に関する要項は以下の通りでした
- 多目的教室(校舎の端っこの、普通の倍ぐらいの広さの教室)が出演場所
→普通体育館じゃないのか
→去年演奏した先輩で、リストバンドをしていた人がいたらしく、厳重に注意されたらしい
→”鑑賞”って・・・
上記が守れなければ中止ですってさ。はいはい。
さて当日はいろいろ問題が発生しました。
- どうも電源容量が足りないらしく、打ち込んだシーケンサーがうまく鳴らなかった
→結局シンセ無しで本番
- PA(音響装置)一式を他のバンドと共用で頼んであり、ギターアンプも頼んであった・・・つもりだったが、手配されておらず。自前のアンプは家庭用の10Wしか持っていませんよ
→別のバンドのキーボード用アンプがおいてあったので急遽「これ貸して」と、無理矢理ギターとつなげた・・・ギター用ではないので全然歪まないんですが
- ラジカセで演奏を録音した・・・はずだったが・・・録れていませんでした
→あとで分かったことですが、NORAMALポジションテープしか対応していないラジカセに、METALポジションテープを入れていました
(知らない人のために解説すると、カセットテープにも種類があって、高級なテープは、それに対応する機器じゃないと、正しく録音や再生ができません)
カセットテープ購入した友人曰く、「一生の思い出だから最高級のテープを買ってみた」と。気持ちはわかるがw
で、演奏はというと、まあ、一生懸命ガンバリマスタ。観客も満員御礼で、廊下にまであふれていました。狭い部屋だから当たり前だけど。
今考えれば、当時はギター始めたばっかで、MUTEもろくにせずに弾いていた気がするし、もともと緊張しようがなにしようが、下手なものは下手です
あとから友人に聞くと、顔もかなりこわばっていたらしい
演奏中で唯一覚えているのは、
床にこれまた制服で体操座りする観客=生徒のみなさんの、一番前に座っている女子達・・・のパンツが見えそうだったこと・・・
初めて、視点の低いドラマーがうらやましいと思った
で、終わった後体育館にいったら、
クラシックギターは、体育館でちゃんと演奏させてもらえるんですね
なんだこの扱いの差は。ちなみに、私たちが卒業後、普通にロックも体育館で発表できるようになったそうな。
ということで、話は長くなりましたが、
今日の演奏はこの文化祭の思い出深い
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