ここ10年で最大級の台風が東海地方直撃の予報さてどうなることやら・・・
と思いながらこの記事を書いています
さすがに伊勢湾台風の時は生まれていないのですが
東海豪雨と呼ばれる我が東海地方の集中豪雨を思い出します・・・
2000年9月11日
あの日は、名古屋駅にほど近い事務所でシステム開発作業で忙しく残業していました
外では雨が降っていることは知っていましたが台風でもなかったし、
テレビやネットなどのメディアもチェックしておらず、特段気にしていませんでした
ただ、
残業が当たり前の時期で、帰るコールもしないし遅くなるの?と聞かれもしない家族から珍しく連絡が入ります
「近所で道路がヒザまで水浸しだったよ! 帰れるの?」
そこで初めて気づきました
雨の量が尋常ではないことを・・・
ただまあ、雨が多いことを除けば、事務所周辺は特に変わった様子は無かったんです
とりあえずメンバーには、今日は切り上げようということにして帰る方法を探っていると、同じ方向の同僚が、
「家族に迎えに来てもらうので同乗しませんか?」
とのこと
ラッキー頼むよ!
・・・しかし、
いつもなら車で30分とかからないはずのその事務所まで、一向に迎えが到着する気配がありません
一時間以上経った頃でしょうか、やっと到着しました
その時点で運転手さんがやけに疲れていたことには気づかず「おねがいしま~す!」とリアシートに座ったら
ピチャ
え?ぴちゃ?
シートのお尻の部分がビショビショなんです
「え?ここ濡れていr・・・・・」
しゃべりかけている途中で、事の次第を理解しました・・・カーオーディオも全て壊れていました
要は、途中でそこまで浸水した証拠です
とりあえずエンジンがかかっていることに感謝すべきなのかも知れません
そこからの帰途
車ならいつもは15分程度で帰れる我が家まで
3時間経っても着きませんでした
なるべく冠水していなさそうな道を選んだのですがそれがまた大渋滞・・・
途中で立ち往生している車が多数・・・
自宅まであと1km程度というところで渋滞がひどくて1時間ぐらい身動きができなかったので
迎えに来てもらったのには申し訳ないけど歩いて帰る方が早いと、結局途中で降ろしてもらい、
なんとか歩いてやっと自宅にたどり着きました
当時はアパートの4Fに住んでいたため、自宅の被害は無かったのは幸いです
後日、各所のいろんな被害が分かってきました
とくに、当時の新川町(現:清須市)あたりでは破堤して洪水がひどくその近所に住んでいた友人は、
「いや、とりあえず朝まで気づかなくて、出勤しようとして窓をあけてビックリ!
車が屋根しか見えないんだよね・・・結局救助のボートで脱出したよ!
それでさ、車両保険が出たので買い換えたんよ!今度は屋根が高いクルマ!!」
友よ、
屋根が高くても何にも問題解決してませんが・・・
6 Responses to “東海豪雨の思い出”