友人のS藤くん(仮名)
会社の同期でもあり、なかなかの切れ者
しかしお酒を飲むと*ちと*人が変わる
記憶をなくす上に、寝言なのか妄想なのか訳の分からないことを言い出したと思ったら寝てしまう
新入社員の時は同じ独身寮だったこともあり
しばしば酔っぱらって*私の寝床*で寝てしまうため仕方なくS藤くんの部屋で寝たものだ
そんな彼の奥様から聞いた話
S藤くんその日も目一杯飲んだらしく、午前様で帰宅
ろれつのまわらない口調で奥様に謝る
「やぁ、遅くなっしゃった~ ごめん ごめん
あのね、先輩のこの木村さん(仮名) がさぁ
どうしても着いてくるって 聞かにゃくてさ~
もうね、ダメだって言ってるのに!
いくら言っても 着いてくるの!
結構酔っぱらっててさ~ こうやって抱えてきたの
ごめん、本当にごめんねぇ 泊めてあげてもいい?」
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と、大事そうに
スーツの上着を抱えていたそうな…
愛すべきS藤くんこれからも良い友人でいようZE!
2 Responses to “真夜中の訪問者”