[2014/01/04追記]
記事中のBuildroidのサイトが閉鎖してしまっているため、ほぼ無効な記事になります
すみません今日はマニアック記事です
とうとうスマートフォンを手に入れた・・・と言いたいところだが違う
自宅PCのWindows XP上に仮想環境でAndroid 4を起動させてみた
実は最近、ネカフェ通信をスマートフォン対応させたくてちょこちょこと作っているのですが
大事なことに気づいたのです・・・
そう、スマートフォンを持っていない!!
(もどきは持っているけどAndroid2.1なので最新とは結構挙動が違う)
よって、どうせならAndroid機自身をPC上に作ってしまい、そこでテストしてみようと考えたわけ
仮想化ソフトは、米オラクルが無償で配布しているパソコン向け仮想化ソフト「Oracle VM VirtualBox」を利用した
#ちなみに、最初はVMware Playerを試したが、PCのCPUが対応していないとのメッセージで起動できず
VirtualBoxの導入方法は、
最新OS&ソフト わくわくインストール
第4回 要注目のPC向け無償仮想化ソフト「VirtualBox」
が詳しい
で、VirturalBox上への最新のAndroidの導入方法もその連載の続きだ
第5回 「Android 4.0」をPCの仮想マシン上で動かす(前編)
ただちょっと記事が古くて違ったのは、Buildroid for VirtualBoxでダウンロードできるのは、
iso形式のOSイメージファイルではなく、.ovaという形式の、仮想マシン設定ファイルそのものだった部分ぐらい
よって、記事にあるように.isoファイル形式のCDドライブ仮想イメージを利用せずとも
ダウンロードした.ovaファイルをダブルクリックするだけでOK
この段階で、ブラウザ使ってWebサイトの表示のされ方を確認する当初の目的は達成!
ただ…
せっかく導入したからには、各種アプリをダウンロードするためのMarketアプリも入れたいところ
Google Play ストアを入れてみることにする
これについては、Buildroid for VirtualBoxのFAQに方法が書いてあった
日本語訳すると
- buildroid-gapps-ics-20120317-signed.tgz をダウンロードする
- VirtualBox上に立ち上げたBuildroidのIPアドレスを、“Buildroid VM Confiruation” ツールで確認する
- PC上に、Android SDKツールを導入
(手順は【新・初心者向け】Android SDKの最新インストール手順2011年10月版!少しだけシンプルに解説!が詳しい) - 先に調べたIPアドレスを使って、コマンドプロンプトから “adb connect 1.2.3.4″と打ち込んでBuildroidに接続
- 最初にダウンロードしたtgzファイルを、 “adb push buildroid-gapps-ics-20120317-signed.tgz /sdcard/”としてBuildroid上のsdcard領域に転送
- “adb shell” としてAndroid shellを立ち上げ、以下のコマンドでシステムファイル領域にコピー
- su
- mount -o remount,rw /system
- tar -xvzf /sdcard/buildroid-gapps-ics-20120317-signed.tgz
- mount -o remount,ro /system
- リブートする
で導入できた
これで、「スマートフォンのfacebookアプリの使い方が分からないから教えて!」みたいな質問にも
ちょっとは答えられる…かもしれない
で、作成途中のネカフェ通信画面はこんなのです
phpだけじゃなく、javascriptやHTML5の知識などふんだんに必要なのでなかなか進まない
けど…気長に作ります
2 Responses to “Android 4を気軽に使ってみる”