大阪に久々に出張したので
たまにしか会えない連れとたまにしか食べられないフグをこれでもかと食することにした
店は、道頓堀周辺で飛び込みで入った小料理屋
湯引き、てっさ、てっちり、焼きフグなどフルコースでいただいて大変満足
2階のテーブル席だったんですが
フロアには自分たち以外に背中合わせで3人組のおっちゃん達がいたぐらい
で、さすが大阪!おっちゃん達の声はでかい…全て丸聞こえなんだが
話している内容がなんだか物騒だ
刑期がどうだの、執行猶予がついただの
カタギの人たちには迷惑かけないだの…
そう、もろにや○ざ屋さん達です
ただし、見た目はあくまで普通のおっちゃん
怖い雰囲気はなかった
で、お酒が進むと、大きな声によりこちらにも色んな事情が分かってきたw
登場人物:
- てつ(仮名)
(役職:舎弟頭代行。ちと若い) - おっちゃんA
(幹部?結構年上) - おっちゃんB
(おっちゃんAよりは下。てつよりは先輩)
話は次第に、てっちゃんのグチになってきた
てつ:
「組のために…服役するじゃないですか?最近、その手当が出ないじゃないですか!
以前は出てたはずなのに!」
おっちゃんA:
「てつ、そうはいってもな、考えてみろ!
事務所の家賃10万払って、名古屋に持ってって(上納!?)…
保釈金に弁護士に…そしたら残らへんやろ!
それでてつにまた20万払っていたらな、やっていけへんのや」
てつ:
「そうやけど…借金もあるし嫁や子供もいるし…
ほかにもな、当番だと事務所の拘束時間が結構あるのに○×(別のメンバー?)と手当かわらへん」
おっちゃんB:
「てっちゃん、まあ、そういわんと!カシラのためや!」
おっちゃんA:
「そうやってな、金が回らなくなってつぶれたクミ、いっぱいあるやろ!」
てつ:
「そやけど…それならな、舎弟頭代行やめさしてもらいたいわ…」
おっちゃんA:
「テツ、家賃10万払って名古屋にももって…(以下、リピート)」
まあ、おっちゃんAはいかにお金がないかを延々と語るだけで、
てっちゃんの不満になんにも答えられていないという…
ちょっと寂しい会話でしたが
やっぱりどこの世界も大変みたいです
2 Responses to “やくざさんのグチ”