前回記事でサーバ(ただのファイルサーバですが)の紹介を後日と書いたので電脳生活の紹介最終章
今日の記事は一層専門用語も多く、興味ない人からすれば
「アナタ、何語ヲシャベッテイマスカ?」
なので、やはり興味のない人は読み飛ばしてください。
キーワードは「玄箱」です。
ええ、ファイルサーバは玄人指向の「KURO-BOX/HG NAS組み立てキット」を利用しています。
ご存じ玄人指向は、「分からないことがあったら自分で調べてね。サポートは無しよ。でも、その分安いよ」というブランドです。
このKURO-BOX(通称「玄箱」)は、NAS組み立て*キット*ということで、HDDを組み込めば、ファイルサーバとして利用できるよ~んという代物。
マニアに人気なのは、起動するOSやサービスなどを比較的簡単にカスタマイズできるため、素で利用する場合のファイルサーバやプリントサーバのみならず、WebサーバやFTPサーバ、DBサーバやメディアサーバ、ファイアウォールなど、使い方と工夫次第で様々な用途に利用が可能なこと。
また、そのカスタマイズの方法も、ネット上に情報が豊富に転がっているので、私のようなLinux初心者でも比較的簡単に、というか先駆者たちの実施した方法を真似るだけでそれらを構築可能です。
組み合わせたHDDはWestern Digitalの320Gで、実施したのは、
- 定番のOSをDebian(Sarge)化
- SambaによるWindowsネットワーク上のファイル共有サーバ
- CUPSによるプリントサーバ
- ・
Wizdによるメディアサーバ←FMV-TEO付属”MyMedia”はDiXiM派生メディアクライアントなので認識せず意味がなかったのでやめた - noflushdデーモンによるHDDのスピンダウン
- WebminやSWATなどの管理ツールインストール
などで、結局利用しているのは素のファイルサーバとプリントサーバのみとなんら変わらないというオチですが、インストールするための情報は全てネット上で参照しました。
もともとクローゼットへの設置なため、騒音などは気にならないわけですが、今のところ結構静音だと思います。
コイツに、いままで蓄えたDVDテープ20本程度ののホームムービー(200GB程度)、2GB以上の写真データ、5GB程度の音楽データなどを放り込んだわけで、これらに労力を一番費やしましたとさ。
オチ無し