急に思い出したので書き出してみます
今はもうありませんが
子供の頃、そこそこ田舎に住んでいたせいで
近所に乳牛の牛舎がありました
いつもモーモー・モグモグのんびりしたもので
近付いて干し草食べさしたり頭ナデナデしたりできるほど
おとなしかったのを覚えています
そんなある日・・・
小学校低学年の時だったと思います
竹馬ブームが訪れていました(自分の中で(笑))
練習を重ねたおかげで、1kmほどなら平気で竹馬で歩くことができました
そして、自宅から500mほどの、その牛舎に向かってみたんです
竹馬に乗って近づくにつれ
牛舎の庭の柵内でのんびりしていた牛たちが
何だか落ち着かない様子になっていきました
近づくにつれ、それはもう、今までみたことのない落ち着きのなさ
ただ、ちゃんと柵がある上
その柵と竹馬で歩いていたあぜ道との間に幅1.5mほどのどぶ川が流れていたため
ま、大丈夫だろうとたかをくくっていました
そして最接近し、竹馬からは降りることなく川向こうの牛たちを眺めていたら
バキバキバキッ!
牛さんのうち一頭が、興奮で木の外柵をへし折り
こちらに突進
・・・しようとしてザバーンとどぶ川に落ちてしまいました
さすがの私も、これはいろいろヤバい
竹馬を降りて走って実家に逃げ帰りました
後日牛舎に様子を見にいきましたが
いつものようにモーモー・モグモグしている牛さんたちに戻っていました
あのときどぶ川に落ちた牛がどうなったのか
牛の区別がつかないので良く分かりません
幼き日の貴重な体験でした...
しかし、何で竹馬で興奮したのか、誰か説明できる人、いないでしょうか?
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